2023最新「トビタテ!留学JAPAN」高校生 シンプル概要解説

政府だけではなく、官民協働のもと社会総掛かりで取り組む留学促進キャンペーンの、「トビタテ!留学JAPAN」が再開されました!現役高校生も支援を受けられる政府応援の留学プログラムです。

でも、高校生からの留学は少しハードルが高いと感じ、不安に思いますよね。例えば、

  • 合格倍率はどのくらいかしら?
  • 奨学金はどのくらいもらえるのかなあ?
  • 留学って難しいのかな?
  • どんなプログラムがあるのだろう?

こんな疑問があります。

このブログを読めば、政府と民間企業が協力して実施するこのプログラムについて、合格倍率や奨学金の額などに不安を抱える生徒たちに向けて、疑問点を解消でき、安心して留学に挑戦できますよ。

いくら奨学金がもらえるの?

本プログラムに採用された場合には、行先に応じて以下の返済不要な奨学金が支給されます。※所得制限あり

北米、シンガポール、欧州(一部地域を除く)、
中近東
アジア(シンガポールを除く)・大洋州・中南
米・アフリカ
月の奨学金160,000円120,000円
渡航前準備一時金アジア以外 250,000円 アジア 150,000円

トビタテ!留学 JAPAN 新・日本代表プログラムは、自分で計画する留学プラン

コロナ禍で大きく落ち込んだ海外留学を再び盛り上げようと、2023 年度から、政府と民間が共同で、高校生の留学を支援する制度~トビタテ!留学 JAPAN 新・日本代表プログラム~が実施されることとなりました。

この制度では、日本や国際社会において活躍が期待できる意欲と情熱のある高校生を対象として 3 つのコースにて開始されます。

生徒等が自ら立案・作成した計画に基づいた自由な留学を支援することが条件です。

つまり、「自分で留学プランを計画する」ということ

留学計画に基づく3つのプラン

応募者は、留学計画書を作成し、以下の3つのコースから選んで応募します。

マイ探究コース 360名

好きなこと、得意なこと、挑戦してみたいことなど、自らの興味・関心や自分の中にある問題意識を起点として考えた自由なテーマや課題を設定し、問題解決や社会貢献につながる探究活動に取り組む留学を支援する。

【申し込める例】

  • 語学学校へ通学しながら探究活動を行う
  • 交換留学や私費留学等による現地高等学校等へ通学しながら探究活動を行う
  • 大学等で実施されるサマースクールに参加しながら探究活動を行う
  • 語学研修と並行し、英国を代表する建築デザイン企業にインターンを行き、フィールドワークを通じて建築の構造とデザインの両面を学びました。

社会探究コース 200名

SDGsを踏まえ、世界・日本・地域が抱える社会課題を自分ごととして考え、「自分自身」の立場からできること・できそうなこと・すでに取り組んでいる活動を活かし、社会貢献につながる探究活動に取り組む留学を支援する。

  • 現地の農場での実地研修を行いながら探究活動を行う
  • 海外の NGO 団体によるボランティア活動へ参加しながら探究活動を行う
  • スラム街でのボランティアプログラムに参加し、子供の食事ケアや、日本の折り紙を教えるなどの異文化交流する

<STEAM 枠について>

マイ探究コース及び社会探究コースの支援予定人数のうち、各コース全体の 3 割程度はSTEAM 枠(Science, Technology, Engineering, Arts, Mathematics等の先端技術の頭文字)として支援することを予定しています

スポーツ・芸術探究コース 200名

自身が所属する部活動や学校外の活動を活かし、海外の指導者の下で競技力や表現力のレベルアップを目指すとともに、スポーツ・芸術活動を通じた課題解決や社会貢献につながる探究活動に取り組む留学を支援する。

  • 現地チームの練習に参加しながら探究活動を行う
  • 海外の指導者の下で行うレッスンへ参加しながら探究活動を行う

留学計画のルール

トビタテ!留学 JAPAN 新・日本代表プログラムには、以下の要件(ルール)があり、全てを満たす必要があります。

こちらが、申請までのスケジュールになります。

募集開始は2月ですね

期間は、2023/7/10-2024/3/31まで選ぶ

期間は、2023/7/10-2024/3/31までで、以下の留学期間に応じて開始すること。

また、日本で開催する壮行会、事前研修に参加すること

留学期間種別
ショート14-31日間 (最大1か月)
ミドル32-124日間 (最大4か月)
ロング125-365日間 (最大1年)
留学期間終了後、10日以内に帰国する必要があること

受け入れ機関について

留学先受け入れ機関が、応募コースの要件を満たしていることが必要です。

在籍高等学校長が教育上有益と認めること

現役高校生は、学校経由で提出するので、特に問題ないですね。

探究活動、アンバサダー活動、エヴァンジェリスト活動が含まれること

探究活動生徒等が自らテーマや課題を設定し、その目標に対して、多様な人々と協働し、試行錯誤しながら自ら答えを導き出す活動であり、留学エージェント等の企画するプログラム外の活動になります。
生徒等が自らテーマや課題を設定し作成した留学計画の場合には、計画自体が探究活動となります。
アンバサダー活動留学先において日本や日本の地域の良さを発信する活動。
例)日本文化紹介・出身地の魅力を発信する、和食をホストファミリーにふるまう
エヴァンジェリスト活動留学中・帰国後に留学機運醸成に寄与すべく、留学の魅力や留学で得た体験を周りに伝える活動。
例) 活動報告会の開催やSNSでの情報発信
引用:募集要項

探究活動が、最もハードルが高そうですが、留学エージェント等に申し込まず、自分で留学計画を立案した場合は、留学計画自体が探究活動として認められますね。

派遣先が安全であること:海外安全ホームページレベル1以下

こちらは、外務省で世界各国の治安レベルを、0-4までランク付けしているのですが、その中で、レベル2以上に該当しない地域レベル1以下が対象ということが必要になります。

ご自身の行きたい国が対象となっているか、まずは調べてみましょう。

外務省 海外安全ホームページ
海外に渡航・滞在される方々が自分自身で安全を確保していただくための参考情報を公開しております。

在籍する高等学校等が以下の条件にあてはまるか

高校生の留学ですので、大半のケースが、現地高等学校のような施設に留学することとなりますが、その施設が、以下の対応が適切にとれる能力のある施設であるかが重要です。

  • 留学生の探究活動を含む学修活動の状況を、適切に管理する体制、危機管理体制、学生支援体制等が適切にとられていること
  • 運営等に影響を与える問題が発生した場合に、学生本人、その親権者及び機構と連絡がとれる体制を有し、事態の把握、収拾に努める体制が整備されていること
おにく
おにく

民間の留学エージェントに依頼するケースが最もポピュラーで安全な方策だと考えます

おすすめエージェント

こちらは、留学先をあっせんしてくれる、留学エージェントさんのおすすめです。

夢カナ留学▼夢カナ留学の3つの特長
1)プロのネイティブ講師による万全の留学前準備!
2)日本人の割合が15%以下の語学学校に行ける!
3)91%の学生が2ヶ月以内に海外で希望の職種に就ける!
MeRISE留学 ミライズ留学
◆ミライズ留学の特徴◆
・1週間から気軽に留学することが可能。
・社会人中心の語学学校としての知見が豊富で、仕事で英語を使うビジネスマンだけでなく、基礎から日常英会話を学びたい初心者まで幅広く対応。
・一人ひとりのレベルに合わせた、完全オーダーメイドのマンツーマンレッスンを提供。
・日本で展開している英会話スクール(ミライズ英会話)
カナダジャーナル
◆カナダジャーナルの特徴◆
1.留学プランを個別にカスタマイズ
2.現地に住むプロが提供する豊富な情報
3.手数料ゼロ!お得にカナダ留学
4.無料の現地サポートサービス
5.気軽に相談!迅速で丁寧な対応
6.押し売りや営業は一切なし

ビザの問題について

90日未満の短期滞在であれば、ビザ免除国は学生ビザの取得等は不要な国が多いです。アメリカだけは週18時間以内という規制があるようですね。

自分が行きたい国の、ビザについても事前に調べておいた方がいいでしょう。

未成年単独での海外旅行で注意すべき問題

出入国について

未成年者が単独で海外旅行を行う場合、一部の国では、保護者の同意書が必要な場合があります。また、一部の国では、未成年者が入国する際には、法定代理人の同意書、未成年者の旅券、または出生証明書のコピーなどの書類が必要となる場合があります。

さらに、未成年者が海外で長期滞在をする場合には、その国の法律に基づいて、保護者や法定代理人の同意を得ることが必要な場合があります。このような場合には、渡航前に必要な手続きを行い、詳細に調べておくことが重要です。

欧州においても、未成年者が単独で海外旅行を行う際には、保護者の同意書が必要な場合があります。以下にいくつかの例を挙げます。

スペイン:未成年者がスペインに入国する場合は、法定代理人が署名した同意書が必要となります。

フランス:未成年者がフランスに入国する場合、法定代理人が署名した同意書が必要となります。また、未成年者は、必要に応じて、旅券や出生証明書などの書類を提出する必要があります。

ドイツ:未成年者がドイツに入国する場合、保護者または法定代理人の同意書が必要となります。また、未成年者は、ドイツに到着した後に、現地の警察に出頭する必要がある場合があります。

このように、欧州においても未成年者が単独で海外旅行を行う場合には、保護者の同意書が必要となる場合があります。詳細については、各国の入国要件を確認することが重要です。

日本はハーグ条約に加盟しており、日本国籍の未成年者が単独で海外旅行をする場合には、親権者の同意書が必要となります。同様に、ハーグ条約に加盟している欧州諸国でも、未成年者が単独で海外旅行を行う場合には、親権者の同意が必要となることがあります。

ハーグ条約

何かあったときのために、両親の同意書、戸籍のコピー等は持たせておいた方が良さそうですね

海外で旅券を紛失した場合の対応

海外で旅券をなくしてしまった場合は、以下の手順に従って対応することをお勧めします。

直ちに現地の警察に届け出る

旅券を紛失した場合は、直ちに現地の警察に届け出ることが大切です。届け出には、旅券が紛失した場所や時刻、旅券の番号などを正確に伝える必要があります。警察に届け出ることで、旅券の不正利用を防止することができます。

日本国大使館または領事館に連絡する

日本国外務省が運営する日本国大使館または領事館に連絡し、旅券の紛失を報告します。大使館または領事館は、旅券の紛失届けの提出や仮の旅券の発行を手続きすることができます。大使館または領事館には、必要書類の提出や手数料の支払いが必要となる場合があります。

旅券の再発行手続きを行う

旅券が紛失した場合は、再度旅券を取得する必要があります。日本国外務省が運営する日本国大使館または領事館で再発行手続きを行うことができます。再発行手続きには、必要書類の提出や手数料の支払いが必要となります。

以上が、海外で旅券をなくした場合の対応手順です。旅券は旅行中に必要な重要な書類ですので、紛失には十分に注意することが大切です。

パスポート紛失の時も、戸籍謄本等のコピー等は必要になりますね。

まとめ

ただ、自由に留学を決めるスタイルなので、機構側からは特にあっせんはなく、どこに行って、どんなことをするのかを自分で決めるのが、最も重要ですね。

また、渡航先の高等学校等における単位認定は必須条件ではありませんが、せっかく高校在学期間に穴をあけていくのですから、単位認定もできるところの方が望ましいでしょう。

我が家も興味があるので、2023年2月の募集開始には、満足のいく計画が出せるように、これから調べていきます。都度ブログに乗せていくので期待していてください。


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