トビタテ!留学JAPAN【高校生枠】の第7期結果の倍率は?

トビタテ!留学JAPAN【高校生枠】の第7期結果の倍率は?

いよいよ、2023年2月から、トビタテ!留学JAPAN【高校生枠】の第8期の募集が始まりました!

官民協働で行われる留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」

現役高校生も希望される方も多いです。

ただ不安に思うのが、

留学したい高校生を持つ親
留学したい高校生を持つ親
  • 合格倍率はどのくらいかしら?
  • 競争は厳しいのかな
  • どこの地域が多いのだろう

こんな感じの疑問がでてきちゃいます。

親としては、ぜひ子供たちに留学へ行かせてあげたいものの、奨学金のバックアップがもらえるかもらえないかは大きな問題ですね。

今回は、前年のトビタテ!留学ジャパン【第7期】高校生プログラムの合格倍率を各プログラムについて、わかりやすく深堀りして、次回の【第8期】の対策をとれるよう、しっかりこのブログで解説していきます。

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トビタテ!留学JAPAN【高校生枠】の第7期結果の倍率は?

トビタテ!留学JAPAN【高校生枠】の第7期結果の倍率は?

文部科学省の発表したデータに、倍率をつけてみました。

募集枠応募数合格者数倍率
アカデミック(テイクオフ)
新高校1年生対象
2341191.96倍
アカデミック(テイクオフ)
新高校2~3年生対象
4372451.78倍
アカデミック(ショート)1971111.77倍
アカデミック(ロング)199 1811.05倍
プロフェッショナル
(未来テクノロジー人材枠以外)
57411.39倍
プロフェッショナル
(未来テクノロジー人材枠)
26161.62倍
スポーツ・芸術141831.69倍
国際ボランティア128711.80倍
合計1,4197042.01倍
文科省HPより引用
アカデミック海外の語学学校や高等学校、大学教育機関等において外国語の習得を主たる目的とするプログラムに参加するとともに、留先で外国語を用いて異文化交流を行うもの。
プロフェッショナル現在学んでいる専門知識・スキル等を生かして、あるいは将来的に携わりたいと考える領域について、実地研修やインターンシップ等を通じて専門知識やスキルの習得を目指すもの。「未来テクノロジー人材枠」あり。
スポーツ芸術学内の部活動または学外の活動等を生かして、海外のトレーニングセンター、教育機関、芸術学校等に在籍し、現地指導者の下で技量の向上を目指すものや、現地でのレッスン・トレーニングを伴って大会等に参加するもの。
国際ボランティア海外でのボランティア活動に参加し、体験を通じて国際協力についての理解を深めるもの。
各プログラムの説明
過去実績のまとめ【倍率は?】
  • 全体的な倍率は2倍
  • アカデミックロングの競争倍率は高く、11.05倍
  • プロフェッショナル枠は、比較的倍率が低い

倍率の結果分析

2021年といえばコロナ全盛の時代でした。

これまでのトビタテプログラムでは、約4倍で推移していましたが、コロナ禍では2倍近くに落ちこんでいたということですね。

しかし、今回の第8期募集では、コロナ若干収束ムードが流れていますので、前回の2倍よりは増えるでしょう。ただ、全盛期の4倍になるとも思えず、3倍程度になると思われます。

ロングは厳しい倍率、それよりショート

トビタテ!留学JAPANは民間からの支援で成り立っている以上、1年近くの長期プログラムの支援より、14-21日の支援を成立させるのが現実的であったということでしょう。

アカデミックショートとロングが同じ応募数ということも驚きでしたが、ロングだけは倍率が極端に高い結果でした。

期間別合格者数

では、ショートとロングはどのような合格者割合だったのでしょうか。こちらも公開されていますのでまとめておきます。

留学期間合格者数割合
14-27日間54577.4%
27-92日間10815.3%
93日以上517.2%
短期が約8割占めていますね!

プロフェッショナル枠は倍率が低かった

比較的低い倍率であったプロフェッショナル枠。

「専門知識・スキル等を生かして、あるいは将来的に携わりたいと考える領域について、実地研修やインターンシップ等を通じて専門知識やスキルの習得を目指す」というものは少々ハードルが高くなる印象で、申込者自体があらかじめ絞られてしまうのでしょう。

ただ、将来を担う若者を支援するという素晴らしい奨学金制度であるこの「トビタテ留学ジャパン」。

高いハードルを越えようと挑戦するだけでも、十分な価値は得られるでしょう。

トビタテ!留学JAPAN【高校生枠】の第8期の募集概要は?

以上が、前回の第7期の結果と合格者倍率でした。

おにく
おにく

ここからは、これまでの結果を踏まえて、

大幅に変更となった第8期の3つのプランを検討してみましょう。

第8期の3つのプラン(マイ探求、社会探究、スポーツ芸術)

マイ探究コース 360名

好きなこと、得意なこと、挑戦してみたいことなど、自らの興味・関心や自分の中にある問題意識を起点として考えた自由なテーマや課題を設定し、問題解決や社会貢献につながる探究活動に取り組む留学を支援する。

【申し込める例】

  • 語学学校へ通学しながら探究活動を行う
  • 交換留学や私費留学等による現地高等学校等へ通学しながら探究活動を行う
  • 大学等で実施されるサマースクールに参加しながら探究活動を行う
  • 語学研修と並行し、英国を代表する建築デザイン企業にインターンを行き、フィールドワークを通じて建築の構造とデザインの両面を学びました。

社会探究コース 200名

SDGsを踏まえ、世界・日本・地域が抱える社会課題を自分ごととして考え、「自分自身」の立場からできること・できそうなこと・すでに取り組んでいる活動を活かし、社会貢献につながる探究活動に取り組む留学を支援する。

  • 現地の農場での実地研修を行いながら探究活動を行う
  • 海外の NGO 団体によるボランティア活動へ参加しながら探究活動を行う
  • スラム街でのボランティアプログラムに参加し、子供の食事ケアや、日本の折り紙を教えるなどの異文化交流する

STEAM 枠について>

マイ探究コース及び社会探究コースの支援予定人数のうち、各コース全体の 3 割程度はSTEAM 枠(Science, Technology, Engineering, Arts, Mathematics等の先端技術の頭文字)として支援することを予定しています

スポーツ・芸術探究コース 200名

自身が所属する部活動や学校外の活動を活かし、海外の指導者の下で競技力や表現力のレベルアップを目指すとともに、スポーツ・芸術活動を通じた課題解決や社会貢献につながる探究活動に取り組む留学を支援する。

  • 現地チームの練習に参加しながら探究活動を行う
  • 海外の指導者の下で行うレッスンへ参加しながら探究活動を行う
高校生の留学 | トビタテ!留学JAPAN | 文部科学省
高校生向けの留学情報を発信しています。文部科学省が展開する「トビタテ!留学JAPAN」は、日本の若者の海外留学への気運を醸成する官民協働の留学促進キャンペーンです。

あわせて私のブログでも解説していますので、ぜひご覧ください。

第7期と第8期の比較と対策

わたしの感じた印象は、第7期から第8期への変化として

  • アカデミックが、マイ探究コースに変化
  • プロフェッショナル・国際ボランティアが、社会探究コースに変化
  • プロフェッショナルは、STEAM枠として、マイ探究、社会探究コースに含むよう変化

と感じました。

前回の実績を踏まえれば、ロングよりショートが多く採用され、テクノロジーの意味合いが深いSTEAM枠に、ご自身の目的が沿うのであれば、積極的に希望していく方がいいでしょう。

おすすめ留学エージェント紹介

以下におすすめのエージェントさんを紹介させていただきます!

エージェント名特徴強み・セールスポイント
カナダジャーナル
カナダ留学ならカナダジャーナル。
1981年創業の実績あるカナダ現地留学エージェントです。
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夢カナ留学
留学経験者が運営する夢カナ留学。一人ひとりにあったオーダーメイドの留学プランを一緒につくる。ネイティブの語学力チェック、無料プラン診断あり
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アメリカに興味がある人はぜひ!
上記すべての業者で無料相談可能です。中にはライン相談等アプリで簡単にできる業者もありますので、ぜひお試しください。
留学エージェントを使うメリット
  1. 専門知識と経験豊富なアドバイザーからのサポート 留学エージェントは留学に関する専門知識と経験を持ち、留学先の選択や手続き、ビザ取得などの全ての段階でサポートを提供してくれます。これによって、留学に関する情報収集や手続きに必要な時間や労力を削減することができます。
  2. 留学先の選択のサポート 留学エージェントは留学先の選択のサポートを提供してくれます。自分で情報収集をするよりも、エージェントの方がより多くの情報を持っており、留学するための最適なプログラムや大学を選ぶことができます。
  3. 語学サポート 留学エージェントは、語学学校や語学プログラムを選択する際にもサポートを提供してくれます。また、語学の勉強方法や留学前に必要な語学力についてアドバイスを受けることができます。
  4. ビザ申請サポート 留学エージェントは、ビザ申請に必要な書類や手続きをサポートしてくれます。留学ビザの申請に必要な書類や手続きが分からない場合や、自分で申請するのが不安な場合に、留学エージェントのサポートが必要になります。
  5. 留学中のサポート 留学エージェントは、留学中にもサポートを提供してくれます。留学先での生活や学習に関する相談や問題解決のサポートが必要になった場合に、エージェントに相談することができます。

これらのメリットにより、留学エージェントを利用することで、留学する際の手続きやストレスを軽減することができますよ。

英語は必要不可欠

英語力はほとんどの地域で必要でしょう。

できるだけレベルアップしておけば、マイ探求、社会探究、スポーツ芸術の活動をより効果的なものとなるでしょう。

短期でレベルを上げたい方はオンライン英会話スクールがおすすめです。

スクール名料金(税込)特徴教材
クラウティ毎日1回(16時まで):4,950円
毎日2回(16時まで):8,800円
毎日1回レッスン:7,150円
毎日2回レッスン:10,780円
・定額で毎日受講OK
・家族は追加料金なしで受講OK
・学研グループが運営
・大人も英語初心者~中級者まで対応
・フィリピン人講師
【子供】
・幼児向けドリル
・英単語(幼児~小学生)
・英語で自己紹介
【大人】
・子育てフレーズ
・海外旅行フレーズ
・ビジネス英会話 など
リップルキッズパーク週1回:月額3,122円
週2回:月額4,888円
週3回:月額6,722円
・週1・2回プランが安い
・レアジョブグループ
・講師多い
・大人教材少なめ
・フィリピン人講師
【子供】
・英語初心者教材
・Let’s Go(幼児~小学生)
・英検(面接) など
【大人】
・Side by side
ハッチリンクジュニア月4回:月額3,036円
月8回:月額4,054円
月12回:月額5,907円
・週1・2回プランが安い
・1ヵ月分まとめ予約OK
・大人教材少なめ
・フィリピン人講師
【子供】
・オリジナル教材
・Let’s Go
・英検(筆記~面接) など
【大人】
・Side by side

ネイティブキャンプ

★おすすめ★
受け放題:月額6,480円
(家族2人目以降:月額1,980円)
・世界100カ国以上の講師
・ネイティブ講師在籍
・カランメソッド導入校
【子供】
・初心者オリジナル教材
・Let’s Go(幼児~小学生)
【大人】
・Side by side
・日常会話
・TOEIC
・ビジネス英語
ぜひご検討ください。

未成年単独での海外旅行で注意すべき問題

出入国について

未成年者が単独で海外旅行を行う場合、一部の国では、保護者の同意書が必要な場合があります。また、一部の国では、未成年者が入国する際には、法定代理人の同意書、未成年者の旅券、または出生証明書のコピーなどの書類が必要となる場合があります。

さらに、未成年者が海外で長期滞在をする場合には、その国の法律に基づいて、保護者や法定代理人の同意を得ることが必要な場合があります。このような場合には、渡航前に必要な手続きを行い、詳細に調べておくことが重要です。

欧州においても、未成年者が単独で海外旅行を行う際には、保護者の同意書が必要な場合があります。以下にいくつかの例を挙げます。

スペイン:未成年者がスペインに入国する場合は、法定代理人が署名した同意書が必要となります。

フランス:未成年者がフランスに入国する場合、法定代理人が署名した同意書が必要となります。また、未成年者は、必要に応じて、旅券や出生証明書などの書類を提出する必要があります。

ドイツ:未成年者がドイツに入国する場合、保護者または法定代理人の同意書が必要となります。また、未成年者は、ドイツに到着した後に、現地の警察に出頭する必要がある場合があります。

このように、欧州においても未成年者が単独で海外旅行を行う場合には、保護者の同意書が必要となる場合があります。詳細については、各国の入国要件を確認することが重要です。

日本はハーグ条約に加盟しており、日本国籍の未成年者が単独で海外旅行をする場合には、親権者の同意書が必要となります。同様に、ハーグ条約に加盟している欧州諸国でも、未成年者が単独で海外旅行を行う場合には、親権者の同意が必要となることがあります。

ハーグ条約

何かあったときのために、両親の同意書、戸籍のコピー等は持たせておいた方が良さそうですね

海外で旅券を紛失した場合の対応

海外で旅券をなくしてしまった場合は、以下の手順に従って対応することをお勧めします。

直ちに現地の警察に届け出る

旅券を紛失した場合は、直ちに現地の警察に届け出ることが大切です。届け出には、旅券が紛失した場所や時刻、旅券の番号などを正確に伝える必要があります。警察に届け出ることで、旅券の不正利用を防止することができます。

日本国大使館または領事館に連絡する

日本国外務省が運営する日本国大使館または領事館に連絡し、旅券の紛失を報告します。大使館または領事館は、旅券の紛失届けの提出や仮の旅券の発行を手続きすることができます。大使館または領事館には、必要書類の提出や手数料の支払いが必要となる場合があります。

旅券の再発行手続きを行う

旅券が紛失した場合は、再度旅券を取得する必要があります。日本国外務省が運営する日本国大使館または領事館で再発行手続きを行うことができます。再発行手続きには、必要書類の提出や手数料の支払いが必要となります。

以上が、海外で旅券をなくした場合の対応手順です。旅券は旅行中に必要な重要な書類ですので、紛失には十分に注意することが大切です。

パスポート紛失の時も、戸籍謄本等のコピー等は必要になりますね。

まとめ

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今回は、トビタテ!留学JAPAN・高校生コースの倍率について、ご紹介しました。

前回の倍率から見ると、第8期での合格のねらい目は、マイ探究コースSTEAM枠、もしくは社会探究コースSTEAM枠のショート期間ということになるでしょう。

とはいえ、ご自身のための留学です。ぜひ、真剣に考えてみて自分のご希望に合うコースを選び、有意義な留学になるといいですね!

トビタテ留学ジャパン高校生プログラムの概要はこちらです。

おすすめの留学先についてもまとめておりますので、ぜひご覧ください。

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