新NISAコア投資信託候補「SBI V VIG」誕生!投資する理由とは?

2024年から始まる新NISA。

インデックス投資を行っている投資家の皆様にとって、非常に安定した運用を誇る米国株ETF「VIG」に連動する投資信託が、SBIアセットマネジメント株式会社から販売が発表されました!

https://www.sbiglobalam.co.jp/release/pdf/prs230509_04.pdf

いままでは、VIGに投資するなら、ドルに両替して、ETFで購入することしかできませんでしたが、この「SBI V VIG」の誕生により、ほぼ同じような信託報酬で、投資信託により気軽に投資ができます。

このブログにて、新NISAコア投資信託候補「SBI V VIG」について、分析していきたいと思います。このブログを読めば、将来のコアアセットとして「SBI V VIG」を組み入れるべきかどうかの判断材料となりますよ。

新規設定されるSBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド(SBI-V-VIG)とは?

設定日2023年6月8日
当初申込期間2023年5月25日から
2023年6月7日まで
連動対象S&P米国ディビデンド・グロワーズ・インデックス
販売手数料
(購入時手数料)
無料
信託報酬
(運用管理費用)
0.1238%
信託財産留保額なし
主な販売会社SBI証券

特徴

SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンドは、極めて低コストで「バンガード・米国増配株式ETF(VIG)」に投資できるインデックスファンドです。

米国の配当成長銘柄に投資可能

主としてETF(上場投資信託証券)に投資し、S&P米国ディビデンド・グロワーズ・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指します。

VIGに直接投資

バンガードが運用を行う「バンガード・米国増配株式ETF(VIG)」を実質的な主要投資対象とします。

為替ヘッジなし

実質組入外貨建資産については、為替ヘッジを行いません。

VIG のメリット・デメリット

VIG のメリット・デメリット

VIGは、ヴァンガード社が提供するETFの1つで、配当成長株に投資することで、安定した収益を狙う投資家に向けた商品です。非常に安定した運用実績のある「VIG」ですがメリット・デメリットそれぞれ存在します。

メリット

  1. 高い配当成長率 VIGは、配当成長株に投資することで、高い配当成長率を実現しています。また、VIGが投資する銘柄は、大手企業が中心で、安定した経営基盤を持っていることが多いため、配当安定性も高いとされています。
  2. 分散投資 VIGは、S&P ドル建て配当成長株指数に連動するETFです。このため、VIGに投資することで、多数の銘柄に分散投資することができます。分散投資により、単一の銘柄にリスクを集中させることを避けることができます。
  3. 低コスト VIGは、ヴァンガード社のETFの中でも、コストが比較的低い商品です。ETFのコストは、投資家の収益に直結するため、低コストのETFを選ぶことは重要です。VIGのコストは、他のETFと比較しても競争力があるとされています。
  4. 高い暴落耐性があり、こちらが最もVIGが選ばれる理由です。暴落時の最大下落率です。さらに、暴落後復帰を始めるのもVIGの方が早く上昇しました。コロナ時の下落率の比較ですが、VOOは、-32%であったのに対し、VIGは-28%にとどまりました。連続増配している企業は、その安定的な経営方針から、暴落時にも売られにくいという証明ですね。また、リスク分散については、VOOが508社、VIGが202社とVOOの方が分散が効いています。つまり、VIGは優良な実績のある大型株で構成されている為、暴落時の安定感があるようです。

デメリット

  1. 高配当成長株に偏りがある VIGは、高配当成長株に投資することが目的のETFであるため、一部の銘柄に偏りがあることが指摘されています。このため、VIGに投資する場合は、そのリスクについても理解しておく必要があります。
  2. 大型株中心のポートフォリオ VIGが投資する銘柄の中心は、大型株であるため、小型株や中型株に投資することを目的としたETFと比較すると、リターン面で劣ることがあります。

新NISA積立投資枠に採用される?

SBI・VシリーズでつみたてNISAの対象銘柄として、現行のNISAの制度を利用して投資できる商品は以下の3ファンドです。

  • SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
  • SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
  • SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド

SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンドはつみたてNISAの対象外です。

今回新規発売される「SBI V VIG」も将来的には、積立投資枠として採用されるかもしれませんが、認定には少々時間がかかりそうです。

とはいえ、すでに3本のSBI Vシリーズの投資信託が対象となっています。将来的には十分可能性はありそうですね。

同時発売される「SBI Vシリーズ」について

VIGだけでなく、同時にヴァンガード社が運用する米国株ETFに連動する投資信託も同時に販売されるとのことです。

まとめ

暴落耐性という判断材料ではもっともディフェンシブであり、VTI、VOOよりも安定的なVIG!

そのような米国株ETFに投資できる投資信託が販売されるのは、来年から始まる新NISAのコア投資信託として長期投資する皆様が増えそうです。

こちらにも資産運用の一助となる記事をアップしておりますのでぜひご覧ください。

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