
途上国でボランティアとして派遣される日本の「青年海外協力隊」。
コロナも収束気味で、海外に飛びたしたい方は選択肢の一つとして検討されているのではないでしょうか。

青年海外協力隊って、給料いくらもらえるの?
貯金少ないんだけど、派遣中金欠にならないかな?
と、ボランティア派遣というものの、お金に関する不安がある方も多いのではないでしょうか。
しかし、JICAでは青年協力隊の方々の派遣先の生活支援、帰国後の生活立ち上げのために、十分な手当てがもらえます。
結論ですが、2年間で合計300万ほどはもらえます。
派遣先に派遣される上で、お金の心配はこれで少なくなるでしょう。
では、内訳を簡単に説明していきます!
2年間で支給される金額は2年で300万!内訳は?
国内手当 | 毎月 55,000円 |
現地生活費 | 毎月 50,000円(国ごとに異なります) |
移転金+支度金 | 一時金 200,000円 |
任務完了金 | 480,000円 |
その他 | 航空券代、家賃、医療費、必要な警備費用(基本的に実費精算) |
国内手当

国内手当は、日本の支払いで必要な額という意味で、支給される手当です。
毎月55,000円、日本の銀行口座に振り込まれます。

派遣中、日本の口座に入る金額としては、
1年間で、66万円。
2年間で、132万円。
また、青年協力隊員として採用された後は、東京の訓練所にて、語学や活動に必要な知識を習得する70日間の訓練があります。
この期間にも手当があり、合計で約9万円ほど支給されます。手厚いサポートでありがたいですね。
現地生活費

現地活動費は、現地で生活するための生活費名目の支給です。
派遣先の物価水準に応じて、国ごとに決められていて、現地の銀行口座に振り込まれます。ただし、ボランティアとしてあくまで、最低限の生活が確保できる程度であり、派遣先は途上国がほとんど。
国の物価によって支給額は増減が、日本円に換算すると、5万円ほどがほとんどのケースです。
ただ、途上国では、2年間でかかる出費は、よほど贅沢しなければ、この現地生活費の中だけで基本的に収まります。中には貯金する隊員もいましたね。

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移転金、支度金

移転金は、派遣国で生活していくために必要な物を買うための引っ越し費用と身支度のための手当てです。
支度金として、派遣前に日本で必要な物を揃えるために支給される費用です。
多くの人は、ドンキホーテ、百円ショップ等で買い込んでいきますね。
移転金は10万円前後で、派遣国によって多少の変動があります。
支度金は一律で9万円です。
70日間の訓練終了後に、一括で振り込まれますが、支払いは計画的に行いましょう。
任務完了金

任務完了金とは、派遣期間の終了時に支給されるお疲れ様名目のいわゆる報酬です。
こちらは、一括支給で、月額20,000円×派遣期間です。ほとんどの方は2年間の派遣で、48万円支給される計算になりますね。
その他雑費
- 航空券代(エコノミーですよ)
- 住居の警備費用(セキュリティは強化したいですね)
- 体調不良時の医療費(医療は万全。医務官も大使館にいらっしゃいます。)
- 家賃(基本現地水準です)
まとめ

いかがでしたでしょうか。
ボランティアとしての青年協力隊でも、最低限の生活は保障されており、そのために十分な金銭的補助はされますね。
皆様は日本の財産!そのためには政府も手厚いバックアップをしたいのです。
金銭的不安は必要ありません。安心していってらっしゃい!
その他の詳細は、公式HPをご覧ください。

事情があって、まだ青年協力隊に行けない方はこちらのリゾートバイトまとめ記事もおすすめです。ぜひご覧ください。


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コメント
ブログサークルから来ました!
青年海外協力隊って、儲かりはしないものの
不安なくボランティアに参加できる程度の支援があるのですね!知りませんでした。
CADMIさん、コメントありがとうございます。うれしいです。
協力隊でも意外と支援があります。頑張っていただきたいですね。