
Googleフォトが写真のアップデートの無制限サービスをやめると発表してから、その代わりのサービスとして「Amazonフォト」を決めた方も多いと思います。
設定さえしてしまえば、放置モードで自動で移行できるこ『GoogleフォトからAmazonフォトへ移行』。
今回は、わたしが行った、GoogleフォトからAmazonPhotosへ全データを移行した話を、簡単シンプルに解説していきます。
もちろん無料なので、安心してくださいね。
GoogleフォトからAmazonフォトへ移行【パソコンでの手順】
スマホにしかすべての写真を保存していない方は、そのままAmazonPhotosのアプリをインストールするだけで終わってしまいます。
大多数の方は、スマホに収まりきらない大容量の写真をパソコンあるいは、ストレージに保存されているのではないでしょうか。
わたしも100GB近くありました。
友人はアップロードした写真は全て消してしまっていたらしいので、手元に元データが無い場合の話です。
今回のフォトの移行は、スマホでも出来ないことはないです、扱うデータ量から考えても、パソコンでの移行をオススメします。

大まかな4つの手順はこちらです。
- Googleフォトから全データのダウンロード
- データの解凍
- AmazonフォトのPC用ソフトのダウンロード
- Amazonフォトへのアップロード
Googleフォトから全データのダウンロード
まずは全写真データをGoogleフォトから手元にダウンロードしましょう。
一度自分のパソコンのハードに落として、そのあとにAmazonフォトにアップデートします。
Googleからネット上でのAmazonへ直接移行は、今のところありません。
こちらは、ひとつづつ選択していくのではあまりに手間ですので、Googleのフォトのページとは別に用意されている、アカウントのデータを一括請求できるサイトの「Googleデータエクスポート」というページにアクセスします。

このページから、全てのデータを一括エクスポートすることが出来ます。容量は関係なしです。
リンク先の最初ページへ行くと、全てのコンテンツにチェックが入っているのでまずは一括解除してからGoogleフォトの所にだけチェックを入れます。
これでGoogleフォトに入っている全写真・動画データを選択していることになりますよ。

- エクスポート先は、「ダウンロードリンクをメール送信」
- 頻度は「1回エクスポート」
- ファイル形式は、「Zip」で圧縮
- ファイルサイズは、「50GB」
こちらをチェックして「エクスポートの作成」をクリックで、Googleがデータのコピーを作成し始めます。
請求したてから、データ量によって異なりますが私の場合、100GBで数時間で、メールにてこのような内容が届きますよ。

こちらのメールでは、エクスポート管理画面に行くか直ダウンロードボタンを押すことでダウンロードが始まります。
わたしは、Cドライブに余裕がありましたのでデスクトップに保存しておきました。複数の一気ダウンロードはタイムアウトになってしまう可能性があるのでひとファイルごとで落とします。
大容量のデータをダウンロードしますので、ハードディスクの容量と、ダウンロードのタイムアウトには注意しましょう。
例えばデータは1ファイル50GBほどでかなりダウンロードに時間がかかります。
場合によっては数日かかる場合もありますが、インターネット回線の速度が速いところで夜通し行うことで、こちらは解決できますよ。
データの解凍
こちらは特に問題はないと思いますが、50GBもあるので時間がとにかくかかります。
気長に待つしかないですね。
AmazonフォトのPC用ソフトのダウンロード
解凍が終わったら、いよいよAmazon Photoへアップロードです。
ブラウザ経由でアップロードという手段もありますが、タイムアウトの可能性もあるので、Amazonの公式ソフトを使いましょう。
ダウンロードはこちら。

バックアップしたいAmazonアカウントにログインしますが、ここでプライム会員であることが条件になりますね。プライム会員へはこちらどうぞ。
(自由テキスト)Amazonフォトへのアップロード


最初のバックアップを設定画面です。
こちらどっちを選んでいいか不安になると思いますが、「ピクチャ」と「ビデオ」というのはPCのユーザーフォルダの話なので、別にそれらをバックアップしたくない場合は選択しなくていいです。
そこまで重要な設定ではなく、後からの変更も可能です。

設定はいろいろ用意されていますが、ここでは
「バックアップ」
を選びましょう。
ここらからバックアップするフォルダの選択、バックアップ状況の確認ができますよ。
バックアップには大きく2つあります。
通常のバックアップと1回限りのバックアップです。
通常のバックアップはひとつのフォルダを指定し、そのフォルダ内に新しい画像が追加された場合はそれを自動的に検出してバックアップしてくれます。
1回限りのバックアップというのは、その通り1度フォルダの中身をバックアップしたら新しい画像が追加されてもその画像が自動的にアップロードされることはありませんね。
わたしは、自動的に色々してくれる通常バックアップが便利だなーと感じました。
ということでオレンジっぽい色の「バックアップの追加」ボタンを押します。
フォルダ選択画面が出てくるのでここで、Googleフォトからダウンロードして解凍したフォルダを選択し、アップロードスタートです。

- 変更のアップロードは、「即時」
- バックアップの対象は「写真」
- ※動画は上限10GBなのですぐ上限まで達してしまいます。
- 重複の回避にもチェック
最後に「保存」を押すことでバックアップの設定は完了です。
これは特にタイムアウトとかの概念がないので一気に全てのファイルのバックアップを始めました。
アップロード完了まで放置
バックアップの設定が終わったらアップロードが終わるまでひたすらに放置しておきましょう。
ネット回線の確保と電源コードを接続のみ気を付けてください。
ソフトがバックグラウンドで常駐しながら永遠とアップロードを進めてくれますので、作業しながらでも結構です。
わたしの場合、100GBで半日ほどかかりました。
バックグラウンドで動いているのでパソコンの動作が重くなったりインターネットの速度が落ちる可能性もあるかと思い、単独起動でソフトを動かしておきました。
Amazon フォトでできること
Googleフォトと同じように検索可能
一度アップロードした画像は、Googleフォトと同じように、ブラウザで様々な方法で検索可能です。
使用感は、まだややGoogleフォトの方がやりやすいかもしれませんが、将来的には十分期待できますね。Amazonプライムの会員のうちにアップロードしてしまいましょう。
- 人物
- 撮影日時
- 撮影場所
- 思い出
- オリジナルアルバム作成
Amazonプライムをやめても、ダウンロード・閲覧可能
Cloud Driveは、写真・動画・音楽などをアップロードできるAmazonのオンラインストレージサービスで、Amazonプライムフォトは、Cloud Driveにアップロードする写真の容量が無制限になる拡張サービスです。
プライム会員を退会すると、Amazonプライムフォトの特典は利用できなくなり、アップロードした写真はCloud Driveに付いてくる5GBの無料ストレージに移行するようです。
容量を超えた分の写真は削除されず、ダウンロードも閲覧も可能とのこと。
ただし、新たにアップロードができなくなり、新たにアップロードするには契約プランを変更するか、アップロードしたファイルを削除するなどして、空き容量を増やす必要があるようです。
※Amazonプライムはこちらで登録可能です。

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