
今回、最安値を追求した「たわらノーロード」シリーズを、さらに下回る信託報酬を発表し、それに対抗するように、emaxis slim シリーズは、三菱UFJ国際投信も同じ信託報酬に引き下げました。
emaxis slim シリーズは、三菱UFJ国際投信が提供する投資信託シリーズで様々なタイプの投資家に合わせた複数のファンドがあり、それぞれのファンドが異なる投資スタイルを持っています。
また、emaxis slim シリーズは低コストで運用されていることが特徴的で、他の投資信託に比べて信託報酬が非常に低いため、長期的な運用において投資家にとって有利な運用成績を得ることが期待されています。
同じインデックスに投資するなら、信託報酬が安い方がいいはず。
やはり、eMAXIS Slim シリーズはインデックス投信の王道なのでしょうか。
今回はさらに深堀してまいります。
「eMAXIS Slim」シリーズと「たわらノーロード」シリーズの信託報酬比較
まずは、「たわらノーロード」が2023年3月24日、信託報酬を最安値クラスに引き下げることを発表してきました!
これは、eMAXIS Slim シリーズを下回る信託報酬であり、多くの投資家が驚いたのは言うまでもありません。

しかし、最安値クラスの手数料を追求するを方針にする、「eMAXIS Slim」シリーズがさらに驚くべき発表をしたのです。以下一覧表です。

なんと、これは完全に「eMAXIS Slim」シリーズが「たわらノーロード」シリーズを意識した、発表でしょう。2023年5月13日より引き下げになり、同じ信託報酬に設定する予定です!
こちらは、主な最新版の両社信託報酬比較表です。
投資対象 | たわらノーロード信託報酬 | eMAXIS Slim 信託報酬 | 結果 |
S&P500 | 0.09372% | 0.09372% | 同率 |
全世界株式(オルカン) | 0.1133% | 0.1133% | 同率 |
先進国株式 | 0.09889% | 0.09889% | 同率 |
日経平均 | 0.143% | 0.143% | 同率 |
eMAXIS Slimシリーズに投資するべき理由

低コスト
eMAXIS Slimシリーズは、業界最安クラスの低い信託報酬で運用されています。低コストで運用することができるため、長期的な運用であれば、投資リターンが高くなる可能性があります。
分散投資
eMAXIS Slimシリーズは、さまざまな投資対象をカバーしています。例えば、eMAXIS Slim S&P500はアメリカの500銘柄に分散投資することができます。分散投資によって、特定の投資対象に偏らずに、リスク分散することができます。
業界トップの専門家による運用
eMAXIS Slimシリーズは、投資の専門家が運用しています。そのため、一般の個人投資家が行う投資よりも、より高度なリスク管理が行われています。
手間のかからない簡単な取引
eMAXIS Slimシリーズは、取引が簡単にできます。投資信託口座を開設すれば、ネットで手軽に取引ができます。また、eMAXIS Slimシリーズは、一定期間であれば、手数料が無料になるキャンペーンを実施することがあるため、お得に投資ができる可能性があります。
ただし、投資にはリスクがあるため、自分の投資目的やリスク許容度に合わせた投資判断をすることが大切です。

たわらに乗り換えることを検討される方もいらっしゃると思いますが、こちらは、いったん保留がベストアンサーでしょう。
eMAXIS Slim s&p500は時価総額トップに

現在、日本で最も売れている投資信託は「eMAXIS Slim s&p500:三菱UFJ国際投信」なのです。
結論
一般的には、同じような手数料体系であれば純資産総額が多い方が流動性も高く、信頼性も勝ると考えられます。
さらに、最も低いコストでのインデックス投資を、強力に推進するeMAXIS Slim シリーズは、この先信託報酬を下回る投資信託が表れたとしても、今回のように、すぐさま同じような信託報酬に設定することが予想されており、数十年スパンのインデックス投資を行う私たちにとって、最もいい投資先の一つになってくれるはずです。




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