
英検準一級の英作文はレベルが高く、試験になれるまではなかなか点数が上がらない人も多いと思います。
しかし、実は英作文が最も点数の上がるパートともいわれ、試験採点上のポイントさえおさえれば、確実に点数が望める分野であり、対策しないのはあまりにもったいないです。
【こんな疑問を解決します】
- 書き方のコツって何?
- 英作文で守るべきルールって何?
最小限、シンプルにまとめました。英検準一級英作文を得点源にしちゃいましょう!
英検準一級、英作文、ライティング 短期で成績を上げる5つのコツ
以下の五つを徹底すれば、短時間で点数アップも可能です!

文量を守る
英検準一級の英作文は「120-150文字」と指定されています。
なお、解答用紙の一列には、文字の大きさや使う単語によって差が出ますが、10~12単語が入ります。この場合は、10~12行程度の英文を書く必要があるということになります。
なお、120単語より少なくても、150単語より多くても原点対象となります。

試験中は単語を数える余裕がないかもしれません。
模試を繰り返して、体感で、単語数を図れるぐらい制度を上げましょう。
構成を守る
構成はすでに設問時に「introduction(導入)→ main body(本文)→conclusion(結論)」で書くように指定されています。
もう少し掘り下げて構成を考えると非常に書きやすくなります。
下の過去問のように、TOPICを読み、POINTから2つ用いて構成していきま。。

introduction | 第1パラグラフ | トピックに対する賛否 | 1~2文 |
main body (1) | 第二パラグラフ | 1つめのポイントを使った賛否の理由その根拠 | 2~4文 |
main body (2) | 第三パラグラフ | 2つめのポイントを使った賛否の理由その根拠 | 2~4文 |
conclusion | 第四パラグラフ | トピックに対する賛否(introductionの再主張) | 1~2文 |
メモに時間をかける
構成でしっかりかける練習をして身についたら、いよいよ本番に向けての準備をします。
ただ、本番でもいきなり解答用紙に書き始めず、本文を書くためのメモ作成に重点を置きましょう。
- 構成を明確にする
- 使用するキーワードを選定する
- スペルミスを減らす
- 余計なことを書かないよう頭を事前に整理できる

過去問を使って、事前のメモを書く練習をしましょう。
回答順番を工夫する
点数アップのために、試験スタートしたらこの順番で解答していくことがおすすめです。
- リーディング問題を流し読み(1-2分)
- 英作文の問題をしっかり読んで、ざっとメモ作成(5分)
- 大問1(穴埋め)
- 大問2-3(長文)
- 英作文(本気で取り掛かる)
- 開始直後に、メモを書くことで落ち着くことができる
- TOPICをしっかり読むことができ、的確なPOINTを選定できる
- あとに解く、リーディングで参考になる表現を見つけられる
- メモと本文を書く間に、時間を置くことで冷静な構成が可能になる
特に、最初にメモを書くことは、乱文、乱筆でも何ら点数に影響はなく、字を書くことで、心を落ち着かせることができます。また頭がすっきりとした状態でメモを作ることで、スペルミス、文法ミスを避ける効果も期待できます。
自分に書ける表現を使う
英検準一級ライティングで、スペルミス、文法ミスは容赦なく減点されます。
そのために、書けるか書けないか少しでも自信のない言葉や文法を使うのは厳禁です。
それよりも、シンプルでも間違いのない文法や単語で、自分なりの英作文を書きましょう。英検準一級はレベルは高いですが、問題に出てくるようなレベルは英作文には求められていません。
過去問の模範解答のように滑らかな表現は、ミスの可能性が上がる場合があります。ミスなく主張を相手に伝えることを心がけましょう。
また、時間のない場合の直前対策をこちらにまとめております。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
直前にも使える、英検準一級ライティングのコツを守って記載すれば、十分得点アップを狙うことができます。
また、本屋さんには、英作文の問題集も数多く出版されており、迷う方も多いと思います。
わたしがおすすめできるのはこちらで、順序良くていねいに解説されています。くりかえし模試を解いてみれば自然と点数が伸びてくるので、ぜひご覧ください。
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