【語学試験に効果あり】”過去問3回チャレンジ法”で検定突破!

TOEIC、英検、フランス語検定、私も10年以上受けてきました。最初はある程度スコアも上がるのですが、一定のところで停滞してなかなか上がらないことってよくありますよね。

わたしも、長い間苦しみましたが、そのピンチを救ってくれたのが、今回のメインテーマである、

3回チャレンジ法」です。

このブログが役に立つのはこんな人
  • TOEICなどのスコアがなかなか上がらなくて悩んでいる人
  • 語学試験の点数をどうすればいいかわからない人
  • スコアアップしたが、停滞し、もう一段階上がらず困っている人

ヒロ前田氏が提唱するこの方法をわたしも半信半疑でやってみたところ、TOEICで長年停滞していたレベルの720点を2か月で越え890点まで、ジャンプアップしました!確かにレベルアップを体感し、全ての語学試験に使えるテクニックだと確信しました。

今回は、その「3回チャレンジ法」について、解説させていただきます。

3回チャレンジ法の概要

「3回チャレンジ法」は、2007年にヒロ前田氏が発表した学習法です。

ここで重要なのは、

  • 「すぐに正解を見ない」こと
  • 「時間を空けてから、自分の英語力と解答力をしっかり実感すること」
  • 「記憶に残るように、英語能力を高めること」

と言われています。

すぐに正解を見ないって不思議ですよね。確かに、語学試験本番っておわってからじっくり回答を見ませんし、本番に近い感覚になりました。しかも、時間に常に追われる本番では、自分の能力を完全に出せるのだろうかという疑問も常にあります。

ただ、わたしの場合、「3回チャレンジ法」で、自分の弱点が浮き彫りになり、それ以降、能力アップの道筋が明確になりました。

こちらがイメージ図です。(参考:ヒロ前田さんブログ

三回チャレンジ法の発案者ヒロ山田さんのホームページより

ひとつの模試を基本的に3回受験しますが、概要はこのような感じです。

  • 1回目:本番と同じ時間で何も見ずに受験します。
  • 2回目:辞書や参考書等を何も見ないのは1回目と同じですが、時間は無制限で解きます。

       ここで、しっかりと解説を見て復習します!

  • 3回目として成果の確認

ではもう少し具体的にやり方を見ていきたいと思います。

3回チャレンジ法の具体的なやり方

1回目の受験

受験の1回目のやり方は、こちら。

  • とにかく本番と同じように!
  • 時間はきっちり図って、辞書や中休みもとりません!
  • 終わった後、答え合わせも必要ありません!
おにく
おにく

休みを入れて、過去問に挑んでも意味がありません。

ぐっとこらえて、スマホも飛行機モードにして片づけて、

初見の模試をTOEICの本番のテストさながらに受験しましょう。

1回目の目的は、本番のテストで何ができるか&何ができないか?を把握すること。

また必ずマークシートを使って行います。

勘ボックスの活用

この時、勘で解いた問題や雰囲気でマークした問題については、自分の英語能力に沿って出したものではなく運の要素が強いです。勘ボックスが用意されている問題集でない場合は、あとでわかるように印をつけておきましょう。

2回目の受験後に比較する際に、自分の実力で解いたのか、勘だったのかがあいまいだと、復習対象かの判断が難しくなってしまいます。

一回目で答え合わせをしない理由

二回目に残しておくためということが最も大きいと思われます。また二回解くことで、自分の英語力に応じた回答が分析できます。

答え合わせしないと何となく落ち着かない

という意見もあるでしょう。そんなときは、答えを覚えない程度に丸付けして、点数だけ出しましょう。「項目別正答率」も出しておくと、後日分析でつかえますので、効果的です。

2回目の受験

開始時期は、特に1回目から開ける必要はありません。連続でない限り数日開ければ十分だと思います。あまり近接していると、答えをどこにマークしたか覚えてしまって、正規の実力を出せない可能性もありますので、数日が適当です。

2回目は、時間無制限でじっくりと取り組みましょう。

  • リスニングの音声は何度聞いてもいい
  • パート7であれば問題文を何度も読み返してもいい
  • 2回目も1回目と同様、参考書や辞書を使うのはダメ。自分の英語力だけで勝負
  • 時間制限なし、途中で休んでもOK

自分の持つ「英語力」を限界まで引き出すことが目的ですので、この段階で辞書を使いません。2回目の受験では、自分の実力がすべてだせた場合の限界がわかります。

復習

いよいよ復習にです。こちらも時間無制限で、疑問点をすべて解消できるようにじっくり行います。

では、復習ですが、1回目の正解と2回目の正解を見比べてみましょう。そしてパターン別に方針を立てます。

  • 1回目〇、2回目〇    復習不要です
  • 1回目〇、2回目×    場合により不正解になります、復習しましょう
  • 1回目×、2回目〇    時間をかければ正解できるため、短時間で解く練習を
  • 1回目×、2回目×    何回やっても解ける程度になる重点的に復習すべき問題

2回目の時間無制限で、10問をすべて正答できるなら、その英語力を持っていることになります。

しかし、時間があっても5問しか正答できないのであれば、読解力や語彙力や選択肢チェック力などが不足しており、弱点が浮き彫りになります。

復習では、そこを伸ばしていきましょう。

2回目まで終わったら、1回目分も含めて答え合わせしましょう。

3回目の受験

2回目の復習が終わり、その内容が記憶から薄れてきた数日後から数週間後にやってみるくらいがおすすめです。

  • 3回目は時間制限ありで行う
  • 本番と同じように「リハーサル」のつもりで受験する
  • 1回目2回目をやっているので、答えを覚えてしまってても普通、気にせずやってみる

忘却曲線

有名なエビングハウスの忘却曲線です。

3回チャレンジ法って、この忘却曲線に沿って考えられてるなあと思ったのです。

ちょうど忘れる前に、3回やることで記憶への刷り込みができると、わたしは実感しました。

おすすめの問題集

今回は、TOEICに絞って、3回チャレンジ法に効果のあった問題集を紹介します。

公式問題集

やっぱり公式です。一番売れているのではないでしょうか。ただ、少しコスパが気になりますね。

ただ、リスニングのナレーターが本番と同じですし、問題の質ももちろん本番と同等。

究極の模試600問+

こちらは、ヒロ前田さんが作った問題集で、3回チャレンジ法にはぴったりです。は、この問題集の前のバージョンである『究極の模試600問』から載っていた学習法です。

TOEIC研究の第一人者の異名は伊達ではないです。そのくらい本番の再現度は高い。どのくらいのスコアをとれるか予想スコアを算出できたり、解説動画があったりと、模試自体以外の部分での特典も多く、かなりおススメできます。

お値段は3,000円で、テストは3回分と公式問題集よりコスパも優れています。

 おわりに

いかがでしたでしょうか。

語学試験ってしっかり勉強したつもりでも実力が出せなくて悔しいときありますよね。

この「3回チャレンジ法」でもてる実力を本番で発揮できるようねがっております。

こちらも参考にどうぞ。


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